ヤンキースが宿敵レッドソックスとの今季初戦に完勝した。

先発左腕ジェームズ・パクストン投手(30)は160キロに迫る直球を終盤までキープし、8回を2安打1四球で無失点。12奪三振の快投で今季2勝目をあげた。ブーン監督も「良かった」と絶賛の言葉を並べる投球となった。

チームはこの日、若手の有望株バード内野手まで負傷者リスト(IL)入り。すでに戦列復帰したベテラン左腕サバシアも人数に含めれば、今季13人目のIL入りと苦しい状況が続いている。それでも打線は3発を含む11安打8得点。借金を2に減らした。

一方のレッドソックスは大黒柱の左腕セールが5回7安打4失点でまたもや背信投球を見せ、早くも今季4敗目(0勝)。昨季のワールドチャンピオンが借金6と苦しんでいる。(ニューヨーク=佐井陽介)