マリナーズ菊池雄星投手(27)とエンゼルス大谷翔平投手(24)が18日(日本時間19日)、カリフォルニア州アナハイムのエンゼルスタジアムで対面した。

メジャーのフィールド上で対面するのは初めて。2人は同じ岩手・花巻東高校出身で、後輩の大谷が菊池の練習終了のタイミングを見計らい、小走りであいさつに行き、握手を交わした。

大谷と約1年半ぶりに再会したという菊池は「やっぱり(大谷は)でかいですね。より一層、筋肉も大きくなっていて。一回りも二回りも僕より大きいので、そこが一番びっくりしました」とうれしそうに話した。

身ぶり手ぶりで笑顔も見せながら、約15分間、談笑。米国での生活など、久しぶりに後輩との会話を楽しんだ。「後輩ではあるけど、尊敬する部分も本当に多い。スーパースターになっても、あいさつしに来てくれるので、あんなに良い子はいないです」とニッコリ。別れ際にも握手を交わした。

マリナーズはこの日から、エンゼルスの本拠地で4連戦。菊池は20日(同21日)の3戦目に登板する予定で、6度目の先発でメジャー初勝利をかける。大谷の目の前で投げることについて「彼は出ないですし、まだ個人的な勝負を楽しめるような余裕もまだないので、必死に1試合1試合投げたい」と話した。