右肘痛により16日にさかのぼって負傷者リスト入り(IL)したメッツのジェイコブ・デグロム投手がカージナルス戦を前にキャッチボールを行い、予定していたMRI検査は不要となる可能性が出てきた。

デグロムは20日の試合前の取材で、咽頭炎により登板前のルーティンを変えていたことが肘の違和感につながっていたようだとし、「治療を受けたら感覚が上向いたので投げてみたが、手応えは良かった」と述べた。

昨季サイ・ヤング賞を獲得したデグロムは今季2勝2敗、防御率3・68をマーク。最近先発したツインズ戦とブレーブス戦の2試合は不安定な内容だったが、本人は「アトランタ遠征以降は体全体が痛かった」と口にした。