マリナーズ菊池雄星投手が7回3安打1失点と好投したが、援護なく2勝目はならなかった。

4月26日レンジャーズ戦で1イニング限定の「ショート・スタート」から中6日で迎えたマウンドで圧巻のピッチングを見せた。3回までは四球の走者を1人許しただけで無安打でピシャリと抑えた。4回にソロ本塁打で1点の援護を受けた直後には連打で無死一、三塁のピンチを迎えたが、4番サンタナを注文通りの内野ゴロ併殺。同点に追いつかれたが失点を最小限に食い止めた。5回以降はキレのあるスライダーと威力のある直球で危なげない投球を続け、7回は4番から始まる打線を3者連続三振に仕留めた。

投球内容は7回93球を投げ、3安打1失点1四球で、三振は10個と自己最多をマーク。安打を許したのは4回だけで、メジャー移籍後最高の投球だったが、1-1の7回に降板し勝ち星はつかなかった。

試合はマリナーズが1-2で9回サヨナラ負けした。