ドジャース前田健太投手(31)がジャイアンツ戦に先発し、5回3安打2失点2四球4奪三振と力投したものの、打線の援護にも恵まれず、4敗目(7勝)を喫した。

1回は1死から四球を与えたが、後続を退けて無失点と、上々の立ち上がり。 2回は四球、安打で無死一、二塁のピンチを招き、7番クロフォードの適時二塁打で2点を先制された。それでも、後続を連続空振り三振、三ゴロに抑え、追加点は防いだ。

3回は1死から安打を許したものの、後続を空振り三振、遊飛に封じた。

4回は11球で3者凡退。

5回は9球で3者凡退。

5回終了後、1-2と1点リードされた状況で降板した。

球数は89球。防御率は3・87。

打撃では、第1打席に三遊間へのゴロを放ち、全力疾走して遊撃内野安打をマークした。第2打席は遊ゴロに倒れ、2打数1安打。打率は2割6分9厘となった。

試合後は「最初の2回はボールを操れなかった」と反省する一方で、セットポジションでの投球に切り替え「3回以降はしっかり修正できたので、次につながると思います」と振り返った。

また、全力疾走での内野安打については「安打になる可能性がある限り、一生懸命走らないといけないと思います。今、打率が高いのでそれをモチベーションに一生懸命走りました」と、投打の“二刀流”に意欲を見せていた。