カブスのダルビッシュ有投手(32)がメッツ戦に先発し、6回4安打4失点2四球6奪三振の内容で、またしても勝敗は付かなかった。

ダルビッシュは4月27日のダイヤモンドバックス戦で2勝目(3敗)を挙げて以来、10試合連続で勝敗が付いておらず、球団記録をさらに更新した。

初回は、12球で3者凡退と順調な立ち上がり。

2回は、四球と詰まった安打で無死一、三塁のピンチを迎え、二ゴロ併殺の間に1点を先制された。

その裏、カブス打線が四球、敵失などで同点。さらに、2死三塁からダルビッシュが右前適時打を放ち、2-1と逆転に成功した。

ダルビッシュは、今季2打点目。

3回1死一塁から1番マクニールに2ランを浴び、2-3と再び1点のリードを許した。

4回は、1死から四球の走者を許したが、後続を打ち取った。

5回は3者凡退。

5回裏、先頭で向かった第2打席は中前打で出塁。続く9番ラッセルの2ランで、カブスは4-3と再逆転に成功した。

ダルビッシュは、メジャーで初のマルチ安打を記録した。

6回2死からは、4番コンフォートにソロ本塁打を浴び、またしても同点に追い付かれた。

その裏、打順が回ったところで代打を送られた。

球数は88球。