エンゼルス大谷翔平投手(24)が、3回無死一塁から代打起用され、三ゴロだった。先発右腕ハドソンの2球目、内角高め93・5マイル(約150・5キロ)の直球に詰まらされ、力ないゴロとなった。

DHを使えないナ・リーグ本拠地での試合のため、大谷は前日と同様にベンチ待機となった。この日、エンゼルスの先発は「オープナー」として救援右腕のラミレスがマウンドに上がり、2イニングを1安打無失点。3回に打順が回ってきたため、試合序盤で代打大谷の起用となった。

オースマス監督は序盤での代打起用について、「右投手の時に使えるということと、ランナーがいたということ、その状況を有利に使いたかった」と説明した。大谷は前日21日、7回1死一、二塁の場面で代打起用され、左腕ミラーに対して見逃し三振。試合中盤や終盤ではミラーを投入される可能性があるため、同監督は相手先発の右投手が登板しているうちに大谷を起用する策に出たが、結果は三ゴロ。この回の得点にはつながらなかった。チームは3連敗となった。