メジャー昇格を目指し奮闘するヤンキース傘下3Aスクラントンの加藤豪将内野手(24)が24日、マイナーリーグ公式サイトのインタビューで現在の状態や心境などを明かした。

今季開幕を初めて3Aでスタートさせた加藤は、当初は打率、本塁打でインターナショナル・リーグの上位に名を連ねるなど、打撃好調だった。だがその後は故障者復帰などによるロースターの入れ替えで出番が減少し、調子も下降。2Aトレントンにも2度降格した。

加藤は「最初は(2Aとの行き来は)ストレスが大きかった。でもプロとして十分長くやっているので、上のレベルに行くために自分が何をするべきかを分かっている」と話し「僕は自信を持ってプレーしているし、今の経験は自分がメジャーに上がる準備をするためのものと思っている」と前向きに語った。

加藤はこの日のロチェスター戦に「8番三塁」で出場し、4打数1安打で2試合ぶりの安打。ここまで3Aでは打率2割5分5厘、7本塁打、20打点となっている。