逆転負けを喫したレンジャーズ・ウッドワード監督は、しんみりとした表情でエンゼルスの戦いぶりに最大級の敬意を表した。

レ軍首脳陣は、試合前のエ軍の会見にも出席。試合中は派手な登場曲やイニング間のアトラクションも自粛するなど、哀悼の意を示した。「この感覚をどう説明すべきか分からない。ただ、普通の1日ではない。困難な状況だったが、彼らは必死にプレーし、勝利に値した。脱帽するしかない」。

初回の攻撃時には、かつて同僚だったレ軍の1番秋信守とエ軍ルクロイ捕手が抱擁するなど、敵味方を問わず、いたわり合う姿がファンの涙を誘っていた。