ツインズのロッコ・バルデリ監督は7日、先発右腕マイケル・ピネダ投手が利尿作用のある禁止薬物ヒドロクロロチアジドに陽性反応を示したとして60試合の出場停止処分を科されたことを受け、チームには苦境に対処できる力があるとコメントした。

バルデリ監督はピネダが「公私において影響力が大きい選手」だとし、「彼が抜けることはチームにとって挑戦だが、われわれはこれまでも様々な困難を乗り越えてきた。不祥事が起きてしまったことをわきまえて気を引き締め、これからも戦っていく」と述べた。

ピネダは薬物について、体重管理のためにと知人から与えられた市販の薬で、摂取したのは自らの判断ミスであり、不正を働こうという意識はなかったと説明した。

同投手は今季11勝5敗、防御率4・01の成績。(AP)