ジャイアンツが本拠地オラクルパークを改装し、これまでフィールド上にあったブルペンを外野フェンスの奥に移設する運びであることが複数の米国メディアの報道から明らかになった。

ジャイアンツの地元紙サンフランシスコ・クロニクルによると、ブリーチャー席の一部を撤去して右翼から右中間フェンスの奥にブルペンを移設するが、フィールドの奥行き自体にはほとんど影響を及ぼさないという。

新しいブルペンのさらに先にはファンが集まれるテラスが設けられる予定で、そのために外野の400席が撤去中だという。ブルペン移設については既にシーズンチケットホルダーに案内済みであることも分かった。

同球場ではオープン以来20年間ブルペンがフィールド上にあり、ファウルボールを追う野手がブルペンのマウンドにつまずいて捕球の妨げになるほか、負傷を招く危険もあると指摘を受けていた。