ヤンキースは18日、投手史上最高額となる9年3億2400万ドル(約356億円)の大型契約を結んだ右腕ゲリット・コール投手の入団会見を行った。

コールは2008年のドラフト全体28位でヤンキースに指名された際は、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)への進学を選択。2011年のドラフトでは全体1位でパイレーツに指名されてプロ入りした。こうした経緯もあって、コールは「夢がかなった。2度も夢を追う機会を得られた」とヤンキース入りを喜んでいた。

ヤンキースは29歳のコールに、アーロン・ジャッジ外野手、ゲーリー・サンチェス捕手、グレイバー・トーレス内野手ら若手グループをけん引する役割も期待している。戦力充実にハル・スタインブレナー・オーナーは「何回かワールドシリーズを勝つ必要がある」と、王座奪還を誓っていた。(AP)