MLB公式サイトは28日、今季の記憶に残る40シーンをピックアップ。開幕からワールドシリーズ第7戦に至るまでの様々な名場面に混じって、エンゼルスの大谷翔平投手と元マリナーズのイチロー氏の“あのシーン”も選出された。

27位にランクインしたのは、大谷が6月13日のレイズ戦で記録した、メジャーで日本人選手初となるサイクル安打のシーン。同サイトは同投手がトミー・ジョン手術の影響で今季投げられなかったのは不運だったとしながらも、「大谷とハロス(エンゼルスの愛称)にとって、彼が打つことができたのは幸運だった。トロピカーナフィールドで4打数4安打と、彼はまさにそれをやってのけた」と綴った。

同サイトはまた、イチロー氏にとって最後の試合となった3月21日のアスレチックス戦を40位に選出。「イチローは比類なき存在であり、メジャーリーグと母国日本の野球界に忘れられないインパクトを残した」とし、2001年に野手として初めて日本からメジャーに渡ったイチロー氏の功績を振り返った。

なお、1位に選出されたのは10月30日のワールドシリーズ第7戦で、ナショナルズのハウイー・ケンドリック内野手が逆転弾を放ったシーン。ケンドリックは7回、1−2とアストロズを追う状況で2ランを記録し、チームの初優勝に貢献した。