MLBは12日、いわゆる「ワンポイントリリーフ禁止」に相当するスリーバッター・ミニマムやアクティブロースター枠の変更などを含む今季のルール改正を発表した。

これらの変更は昨年3月にMLBと選手会が合意したもの。スリーバッター・ミニマムは3月12日のオープン戦から導入される。

記録専門会社エライアスによると、昨季に打者との対戦が3人以下だった投手の登板は2162回あり、そのうちイニングや試合を終えた登板は1471回だった。

アクティブロースター枠は開幕から8月31日まで、従来より1人多い26人に。9月以降のレギュラーシーズンは昨季までの40人から28人に減り、ポストシーズンでは26人に戻る。

また投手の上限は8月まで13人で、9月以降のレギュラーシーズンは14人。ただし前年に20イニング登板および野手または指名打者として20試合の先発出場(各試合で3打席以上)した「二刀流」プレーヤーは野手の投手起用の制限対象外とされる。

なお今季については2018年の成績も考慮するため、大谷翔平(エンゼルス)も要件を満たすことになる。(AP)