ロイヤルズの救援陣の一員として2014年からの2年連続ワールドシリーズ(WS)進出に貢献した右腕グレグ・ホランド投手(34)が、マイナー契約でロイヤルズに復帰し春季キャンプに参加している。

同投手は10年にロイヤルズでデビュー。キャリア通算では9シーズンで206セーブを挙げているが、そのうちロイヤルズで過ごした15年までに145セーブをマークした。

15年シーズン終盤に手術を受けて16年は全休。17年はロッキーズで41セーブを挙げてナ・リーグのセーブ王に輝いた。18年にカージナルスと契約後はナショナルズ、ダイヤモンドバックスと渡り歩いていたが、古巣ロイヤルズが救いの手を差し伸べた。

ホランドは「ロイヤルズがキャンプ参加とメジャー昇格へのチャンスをくれた。声がかからなければ戻ってこようとは思わなかった」とコメント。「あまり昔のことを振り返らず、この瞬間を精いっぱい頑張りたい」と述べた。(AP)