ツインズのマックス・ケプラー外野手(27)が18日、元ヤンキースの主将で、殿堂入りを果たした名遊撃手のデレク・ジーター氏が憧れの選手だったと話した。

ドイツ育ちのケプラーにとって、メジャーの試合はそう頻繁に見られるものではなかったが、レッドソックスとヤンキースの対戦を数多く見るうちに、ジーター氏の大ファンになったという。同選手は「ジーターを見るのが大好きだったよ。僕は左利きで、彼の動きとは完全に逆になるけどね。彼のことを心から尊敬していた」と語る。

ジーター氏との対戦は一度もなかったケプラーだが、「彼はメジャーで何シーズンもプレーし、数え切れないほどの賞を受賞している。それでも、ポジション獲得を目指すルーキーのように毎年プレーしていたんだ。そこに感動したよ」と、同氏のフィールド上での振る舞いに学ぶところがあったと述べた。

ケプラーは、ジーター氏のように、自らの行動によってチームをけん引していきたいと話しつつ、「ジーターは別次元。彼は球界最高のリーダーのひとりだと思うし、同じ道をたどるのは不可能な気がするよ。これまで球界が輩出した最高の選手のひとりだからね」と、称賛を惜しまなかった。(AP)