カブスのダルビッシュ有投手(33)が6日(日本時間7日)、実戦形式の練習に登板。3回相当、味方の打者12人に対し、1本塁打を浴びたものの、6奪三振1四球と好投した。

前日のオープン戦に登板する予定だったが、せき、鼻水などの症状があり、新型コロナウイルスの感染が拡大している事情にも配慮し、大事を取って回避。病院での検査を終え、体調が回復したこともあり、調整登板することが決まった。許した安打は本塁打だけ。縦気味のカットボールを試投するなど、余裕たっぷりの47球だった。登板後は「3イニング、体に負荷をかけられたのは良かった。自分の中では乱れた部分はありましたが、全体的には良かったです」と振り返った。(メサ=四竈衛)