MLB全球団のオーナーが27日、大リーグ機構と選手会が基本合意した今季の運営方針を正式に承認した。

今季の開幕は早くても5月中旬以降とされているが、レギュラーシーズンの終了が10月に、ポストシーズンの実施が11月にずれ込むことについて労使間で話し合いが行われている。

MLB選手会のトニー・クラーク理事は、「天候面の課題があるのは認識しているが、出来る限り長く試合を行いたい。いつ始まるかにかかわらず、出来るだけ多くの試合をしたい」と述べた。

また、ポストシーズンの出場チーム数を拡大する可能性についても検討されており、同理事は「実験的に1年限定でいつもと違うことを試すのも有益かもしれない」と語った。

7月にロサンゼルスのドジャースタジアムで予定されていたオールスターゲームの開催も不透明な状況だが、「何が出来て何が出来ないかは、今後のカレンダー次第」と同理事はコメントした。(AP)