ロイヤルズ強打者ホルヘ・ソレル右翼手の幼い息子が、父親顔負けの快音を響かせた。“ホームベース”に滑り込んだ後には、父親を真似て指差しポーズも披露。ロイヤルズ公式ツイッターもそのかわいらしい様子に注目している。MLB公式サイトが伝えた。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて春季キャンプが中断され、開幕も延期となったメジャー。自主隔離の状態が続く選手たちはそれぞれに家族と過ごす様子をSNSなどにアップしており、先日にはブレーブスのフレディ・フリーマン内野手が3歳の息子から“ホームラン”を放つシーンを公開した。

だが、今回はその逆で、芝生の上にバッターとして立ったのはソレルの愛息Jorleyくん。ソレルの投球を捉えた打球は左中間の壁を越え、見事ホームランとなった。昨季162試合すべてに出場し、ロイヤルズ記録の48本塁打を放った父親譲りのバッティングを披露したJorleyくんは、芝生を一周すると最後は滑り込んでホームに生還。人差し指を空に向け、ソレルのポーズを真似してみせた。

この様子に、MLB公式サイトは「この少年に注目だ。15年ほどしたらメジャーで見ることになるかもしれない」とコメント。ロイヤルズ公式ツイッターはJorleyとソレルの指差しポーズを並べて「そう、われわれにはこれが必要だった」と綴っている。