エンゼルス大谷翔平投手(26)が、豪快な1発で無安打を21打席連続でストップさせた。「5番DH」で出場したアスレチックス戦の3回1死二、三塁、中堅左へ運ぶ3ランを放った。この日の第1打席まで自己ワーストの21打席連続無安打だったが、右足を上げるタイミングの取り方を試しながら、トンネルを脱出。試合後、安打が出なかった原因と心境を明かした。

-今季、好調の時期が続かない。何か要因は

大谷 色々あるとは思いますけど、タイミングと(ボールに対して)距離感がずれていたので、よくなったり、悪くなったり、よくなった中でもヒットが出なかったり。その中でも難しさがあるかなと思います。

-安打が出ていないという意識は頭にあった

大谷 そうですね。出ないなぁっていうのはやっぱりありますし、いっぱい期待をしてもらって、使ってもらってもいますけど、そこに応えられていないというところで、1打席1打席、大事にできていないのはあったかなと思いますね。

-大事にできていないというのは

大谷 やることに集中できていないというか。打ちたい、打ちたいっていう、そういう気持ちの方が先行している状態という感じだったかなと思います。

-去年も15打席連続ノーヒットがあった。去年と比べて気持ちの面ではどうだったか

大谷 練習の一貫で(足を上げることを)やってみたらどうだとか、色々してもらっている中で、打ちたいというか、打たないと申し訳ないなと。いいところも打たせてもらってますし、ずっと使ってもらっているので、そういう気持ちというのは、1年目2年目よりは強いかなと思います。