エンゼルス大谷翔平投手(26)が、試合前に日米メディアのオンライン取材に応じ、現在の心境を語った。3日の試合終了時点で、打率1割8分9厘と不振。一方で、試合前には一塁や外野の守備練習を行い、新たなステップを踏んでいる。一問一答は以下の通り。

-ここ最近、守備練習をしているが、首脳陣とどんな話をした

大谷 いつとは言われていないですけど、いけるような準備はして欲しいという感じで。

-守備練習は楽しい

大谷 ファーストとかあんまり経験はないので、新鮮な感じはするかなと。ゲームになったら、そんな余裕はないと思いますけど。

-来季以降、ピッチングをしたいと100%思っているか

大谷 投げたいなとは、もちろん思っています。

-日本ハム時代、最初のうちは外野を守っていた。なぜやめたのか

大谷 なんでですかね。下手だったんじゃないですか(笑い)。

-今なら外野は守れる

大谷 やれるとは思ってますけど、実戦と練習も違いますし、精いっぱいやりたいなとは思っています。

-守備でも送球が必要になってくるが、投手として投げることに影響はないとの判断か

大谷 強度も違いますし、投げる球数も労力も違うので、それはピッチングの球とは別かなと思います。

-打撃面に関して。今季は対左腕に対して分が悪い。どう改善していく

大谷 特に右左関係なく、そんなに結果も出ていないので、あんまり左だからというのはないのかなと思ってます。

-打撃で結果が出ていない現状に関して、気持ちの面で感じることは

大谷 心地のいいものではないですけどね。ただ、そういう時期もあるのかなとも思う。偶然にそうなっているわけではなくて、技術でそうなってるだけなので、そこは改善していくしかないと思います。

-今後、技術的な改善をどうやっていくか

大谷 それは自分自身の課題なので、ここで言うことではないですけど、バッティングコーチと話して、1つ1つよくなるようにやっていくしかないので。それは今日1本ヒットを打ったからといって打率が2割、3割上がるかと言ったらそうではないので、やれることをしっかり1個1個やるっていうところだけかなと思ってます。

-8月23日に5号本塁打を打った時と比べて、今の打撃の状態は

大谷 そこまで変わってないかなと思います。良くも悪くもなってないという感じかなと思います。

-チーム状況(3日時点で13勝25敗)をどう感じているか

大谷 短縮シーズンだったのでスタートダッシュがすごく大事でしたけど、そこでうまくいかなかったところでズルズルきてるという感じがする。残り半分過ぎましたけど1個1個勝っていくというか、そこを求めてやるしかないので。打率の話もしましたけど、今日、10点取って勝ったからといって2勝も3勝もできるわけじゃないので、1勝1勝をしっかり、1試合1試合を大事にやっていくしかないのかなと思います。