エンゼルス大谷翔平投手(26)が、ダブルヘッダーの第1試合に「4番DH」で出場する。

相手の先発は右腕ビーラク。メジャー1年目の24歳で、今季は3勝2敗、防御率5・40の結果を残している。大谷は8月27日に1打席だけ対戦し、左飛に抑えられた。

前日のアストロズ戦は5打数1安打1打点。延長11回の第6打席でメジャー初のサヨナラ打を放ち、チームの2連勝に貢献した。打率は1割9分となった。

また前日の試合前には日米メディアのオンライン取材に応じ、一塁や外野でのプレーにも意欲を示した。一方で、右腕の屈筋回内筋群の損傷により、現在までスローイングが再開できていない状況でもある。

野手でも連係プレーや送球が必要だが、この日のダブルヘッダーの試合前、マドン監督は「今年(投げることに関して)クリアになるのか分からない。魅力的ではあると思う。彼は若く、素晴らしいアスリート。DHだけで野球への貪欲さが満たされるとは思えない。彼のエネルギーを活性化させたいと思っているだけだが、間違いなく(野手起用は)考慮すべきことではある」と話した。