ヤンキースからフリーエージェント(FA)となった左腕J・A・ハップ投手(38)に対し、山口俊投手の所属するブルージェイズ、大谷翔平投手所属のエンゼルスなど3球団が興味を示しているようだ。MLB公式サイトがジョン・ポール・モロシ記者のレポートを伝えている。

ハップは2012年途中から14年途中まで、さらに16年から18年途中までブルージェイズに所属。15年開幕からこれまで900回2/3に登板し、防御率3・74を記録している。昨季はヤンキースでレギュラーシーズン9試合に先発し、防御率3・47だった。

モロシ記者は情報筋の話として、エンゼルスとレンジャーズもハップに関心を示していると、このところ立て続けに発信。新たにエンゼルスのGMとなったペリー・ミナシアン氏はブルージェイズのフロントだった経験があり、その際に同球団はハップを獲得していた。

なお、同サイトはマイク・トラウト外野手の活躍にもかかわらず、エンゼルスが2014年以来ポストシーズン進出を果たしていないことに言及。今季、メジャーワースト2位の防御率5・52を記録した先発陣が不振の主な原因だとし、誰がGMであるかにかかわらず、エンゼルスがハップ獲得を狙うのは当然との見解を示している。