MLB公式サイトは23日、今季の復活が期待される強打者10選手を紹介。同サイトの記者5人が両リーグから5選手ずつ選び、ドジャースのコディ・ベリンジャー外野手らが名を連ねている。
同サイトは、新型コロナウイルスの感染拡大によりレギュラーシーズンが60試合に短縮された昨季は、序盤につまずいた選手が遅れを取り戻す機会があまりなかったとコメント。新たなスタートを切る今季は復活へのチャンスとの見解を示した。
一昨季にナ・リーグMVPを受賞したベリンジャーは、OPS(長打率+出塁率)10割3分5厘を誇ったものの、昨季は7割8分9厘と低下。それでもレギュラーシーズン終盤の37試合で打率2割8分4厘、10本塁打、OPS9割6分をたたき出し、打球の優劣を判断する指標「バレル」の割合も一昨季に迫る12・5%だったことから、復活に期待がかかっているようだ。
MLB公式サイト記者が選ぶ復活の期待がかかる強打者は、以下の通り。
<ア・リーグ>
ヨアン・モンカダ内野手(ホワイトソックス)
マット・オルソン内野手(アスレチックス)
グレイバー・トーレス内野手(ヤンキース)
J・D・マルティネス指名打者(レッドソックス)
ジョーイ・ギャロ外野手(レンジャーズ)
<ナ・リーグ>
クリスチャン・イエリチ外野手(ブルワーズ)
ノーラン・アレナド内野手(カージナルス)
コディ・ベリンジャー外野手(ドジャース)
エウヘニオ・スアレス内野手(レッズ)
トミー・ファム外野手(パドレス)