米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」が、今オフの補強が好影響をもたらすと思われる順に全30球団をランク付けし、ダルビッシュ有投手が加入したパドレスが2位となった。

同メディアは野球サイト「FanGraphs」に掲載されているWAR(選手の勝利への貢献度を示す指標)の予想値を元に、ランキングを決定。フランシスコ・リンドア内野手やカルロス・カラスコ投手らを獲得したメッツが、予想値13・8で1位となった。

パドレスの予想値は13・5。新加入選手のなかではダルビッシュの予想値が4・2と最も高く、ブレーク・スネル投手が3・5、ジョー・マスグローブ投手が3・4と続く。「この3投手が加わったことにより、パドレスのローテーションは球界最強になった」と記事は伝えている。

有原航平投手の新天地レンジャーズは予想値7・3で4位。予想値2・6でトップの有原について、同記事は「鳴り物入りでの加入というわけではないが、年俸を軽々と上回る活躍を見せる可能性がある」と期待をつづっている。なお、沢村拓一投手が加入したレッドソックスは予想値5・9でヤンキースと並ぶ11位。沢村の予想値は0・1となっている。