ヤンキースは6日、レンジャーズとのトレードで通算146本塁打のルーグネッド・オドーア内野手を獲得した。見返りとしてマイナーの外野手2人と金銭を放出する。チーム公式サイトが報じた。

27歳のオドーアは19年に30本塁打を放つなど、シーズン30発以上を3回達成した強打者。通算で打率2割3分7厘、146本塁打、458打点、62盗塁をマークしている。レンジャーズ側が残り2年でおよそ2700万ドル(約29億7000万円)の報酬を負担する。

アーロン・ブーン監督は「左打席からインパクトある打球を飛ばす能力を持っている」とオドーアを評価。オドーアが本職とする二塁にはDJ・ラメーヒュー内野手が今季は固定されているが、昨秋に右ひじを手術したジオ・ウルシェラ三塁手はまだ本調子になく、ブーン監督は「オドーアは汎用的な起用法の可能性を与えてくれる」と守備面での貢献も期待している。