米国代表監督に就任した元エンゼルス監督で大谷の恩師のマイク・ソーシア氏(62)が、東京オリンピック(五輪)で金メダル獲得を目標に掲げた。8日付のMLB公式サイトで電話取材に応じ「金メダルは、特別な賞。誰もが得られるものではない。長い道のりになるが、金メダルはもちろん我々の目標だ」と話した。

ソーシア氏は18年まで19年間エンゼルスを指揮し、02年に世界一を達成。世界一と五輪金メダル獲得を達成すれば、00年にシドニー五輪で米国代表を金メダルに導いた故トミー・ラソーダ氏以来となる。ソーシア氏は「金メダルを獲得した瞬間の彼の姿が、すべてを物語っていた。彼は泣いていた。それだけ代表を率いたことに誇りを持っていた」と話した。

米国代表は、6月に五輪米予選に出場予定。そこで出場権を獲得できなくても、6月16~20日に台湾で五輪最終予選が開催される。