ヤンキースは1-1で迎えた8回、無死満塁の場面でブレーブスのネート・ジョーンズ投手が暴投し2-1と逆転に成功。2死満塁のシーンで押し出しにより1点を加え、久々の勝利をつかんだ。

これにより、ヤンキースは連敗を5でストップ。6連敗を喫しようものなら1972年以来最悪のシーズン滑り出しとなるところだったが、なんとかその不名誉を免れた。

アーロン・ブーン監督は「あのような1週間を過ごした後だったので、もちろんいい気分だ。選手たちも多少安堵したのではないか」と胸をなでおろした。

7回2死の場面でマウンドに上がり、昨季ナ・リーグMVPのフレディ・フリーマン一塁手をゴロに仕留めたジャスティン・ウィルソン投手も「先週は屈辱的な思いをしたからね。ある意味、あれでみんな目が覚めたんだと思う」とコメント。「僕らには勝とうという意欲がある。ここまで無我夢中で勝利を求めるチームは初めてだ」と胸を張った。(AP)