MLB公式サイトは6日、ジャイアンツの名外野手だったウィリー・メイズ氏の「卒寿」90歳の誕生日を祝った。存命する殿堂選手では最年長だという。

メイズ氏は元祖オールラウンダーの代名詞。MVP2度、歴代6位の660本塁打、オールスター出場24度。守備では史上最高のセンターに挙がり、12度のゴールドグラブ賞を獲得。1954年のワールドシリーズ第1戦、背走してフェンス手前で好捕したプレーは「The Catch」として、今も語りぐさになっている。

カージナルスの捕手として同氏と戦ったティム・マッカバー氏は「彼の魔法にかからないように気をつけた。わながひそんでいた」と、数々のビッグプレーで苦杯をなめた因縁を振り返りながら、同氏の功績をたたえた。