2回に一挙4点を許したロイヤルズは、サルバドール・ペレス捕手の適時打などで9回にその差を1点に縮めるも、タイガース6番手のマイケル・フルマー投手を打ち崩せず、11連敗を喫した。

4月中旬から今月初頭までア・リーグ中地区でトップに立っていたロイヤルズだが、今や16勝20敗という状況。マイク・マシーニー監督は、「多くのチャンスがあった。今日は5回、6回、8回、そして9回にも相手にダメージを与えられるチャンスがあったのに、それをできなかった」と肩を落とした。

一方、腕と膝の手術を受けるまでは先発として活躍し、2016年新人王、17年にはオールスターにも選ばれたフルマーは、9回の1死一塁の場面で登板し、2/3回を無安打無失点、1三振で抑えて今季2セーブ目。エリック・ハーセ捕手は「彼は以前も大事な場面で投げたことがある。役割は多少変わったが、投球は以前と変わらない。あれだけのことを乗り越え、今こうやって投げているんだと考えると、ファンタスティックだ」と称賛の言葉を贈った。(AP)