エンゼルス大谷翔平投手（26）が、第1打席で16号ソロ本塁打を放った。

1回1死、マリナーズ菊池雄星投手（29）との今季初対決。初球、内角から真ん中へ入ってくるカットボールを捉え、弾丸ライナーで中越えへ運んだ。

岩手・花巻東高の先輩との2年ぶりの対決。19年6月8日のメジャー初対決以来、同投手から2本目の本塁打を放った。打球速度は112・5マイル（約181キロ）、角度21度、飛距離は436フィート（約133メートル）だった。

第2打席は3回1死、カウント2－2からの5球目、外角のスライダーに空振り三振を喫した。この日、菊池との対戦は2打数1安打1本塁打の結果だった。

第3打席は5回1死二塁、2番手の右腕シャーゴワと対戦。2球で追い込まれ、3球目の低めスライダーを空振り。2打席連続の三振に倒れた。

第4打席は7回無死二塁、4番手の右腕リオスのスライダーを捉え、打球速度114マイル（約183キロ）の強烈なライナーを放った。右翼手に捕球され、右直で凡退したが、これが進塁打となり、その後の追加点につなげた。