「2番DH」で出場しているエンゼルス大谷翔平投手(26)が、今季8個目の盗塁を決めた。

1回無死の第1打席、右腕ジルベルトと対戦し、四球で出塁。その後、4番ウォルシュの打席の3球目にスタートを切り、二盗を成功させた。

第2打席は同点の2回2死二、三塁、2ボールとなった時点で申告敬遠となり、2打席連続で出塁した。

第3打席は2点ビハインドの4回2死一、二塁、フルカウントから低めのスライダーに空振り三振を喫し、好機を逸した。

第4打席は7回2死、3番手の右腕セワルドと対戦。フルカウントから2球ファウルで粘ったが、10球目のスライダーを空振りし、2打席連続で三振に倒れた。第5打席は9回無死二塁から四球で出塁した。

この日は2打数無安打で、打率は2割5分6厘となった。チームは終盤に失点を重ね、完敗した。

球団広報のツイッターによれば、8試合以上の先発と8盗塁以上を複数シーズンでマークしたのは1900年と1901年に記録したウィン・マーサー以来で、120年ぶり。8盗塁&8先発以上の直近の3人は1915年のジョージ・シスラー、2018年、2021年の大谷だという。

大谷は18年に10試合の先発と10盗塁、今季は8試合の先発と8盗塁をマークしている。