「1番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(26)が、メジャー初となる先頭打者アーチをマークした。1回無死の第1打席、右腕キトレッジのチェンジアップを捉え、24号の先制ソロ本塁打。右翼の電光掲示板を越える、飛距離453フィート(約138メートル)の特大弾だった。

試合後の公式記録によると記録会社「エリアス」のデータから、同一シーズンで投手として勝利を挙げ、先頭打者本塁打を放ったのは1891年のジミー・ライアン(コルツ=現カブス)とキッド・マデン(オリオールズ=現オリオールズとは別球団)以来、130年ぶりの快挙だという。近代メジャーの1900年以降では史上初。また、大谷自身、1番打者としてはこの日の先頭弾が初安打となった。これまでは8打数無安打だった。