エンゼルス大谷翔平投手(27)が、激戦の末に第1ラウンドで敗れた。

ナショナルズのファン・ソト外野手(22)と対戦し、制限時間3分の争いでともに22本塁打。いきなりタイブレークに突入した。1分間の勝負で両選手とも6本塁打を放ち、合計28本塁打で再び並び、2度目のタイブレークとなった。

3スイング勝負で先攻のソトが3発。大谷は1スイング目にゴロで失敗し、敗退が決まった。最終スコアは大谷の28本塁打で、ソトが31本だった。

優勝オッズ4・8倍で1位の大谷が第1ラウンドで敗退する波乱。日本人初のホームランダービーは予想外の展開で終わった。

それでも、大谷は500フィート(約152メートル)以上の本塁打を6発放ち、第1ラウンドの8選手で最多。最長513フィート(約156メートル)は、8選手中4位だった。