筒香嘉智外野手(29)が15日(日本時間16日)、ナ・リーグ中地区のパイレーツ移籍が決まった。パイレーツは現在42勝76敗で地区最下位と低迷。16年から5年連続でプレーオフ進出を逃しており、昨季まで2年連続で最下位に終わっている。

筒香が守る可能性がある左翼は、5月にインディアンスから移籍したベン・ギャメル(29)が務める。17年に自己最多の11本塁打をマーク。パイレーツ移籍後は71試合で打率2割7分4厘、6本塁打、19打点の成績を残している。今月6日(同7日)に右ふくらはぎの張りで負傷者リスト入りしたが、この日のブルワーズ戦で復帰した。中堅は今季打率3割9厘、21本塁打、71打点とブレークしオールスターに初選出されたブライアン・レイノルズ(26)、右翼は今季11本塁打のグレゴリー・ポランコ(29)が務める。

筒香は外野の他にも一塁と三塁で出場する可能性がある。一塁手は主に4番を務めるコリン・モラン(28)、三塁手はメジャー2年目のケブライアン・ヘイズ(24)が務めるが、モランは6本塁打、ヘイズは5本塁打といずれも長打に欠ける。