エンゼルス大谷翔平投手(27)がリードを守って降板も、救援陣が逆転を許し、今季9勝目を逃した。

19連敗中のオリオールズ相手に「1番投手」で先発マウンドに上がり、5回を5安打4失点。メジャーでは初の1試合複数被弾となる3本塁打を許すも、84球を投げて無四球7奪三振。6-4とリードを守り、6回から救援陣に託したが、8回に逆転された。

この日は初回、1番ムリンスに先頭打者アーチを許し、4番サンタンダーにもソロを浴びた。6-2の4回にも5番スチュワートに2ランを浴びた。まさかの3被弾で、3失点以上も6月30日ヤンキース戦以来、7戦ぶり。それでもリードを守って責任投手の務めを果たした。

今季は投手として8勝1敗、防御率3・00。5月28日アスレチックス戦での敗戦投手を最後に、7連勝を続けている。

打席では1回の第1打席は空振り三振、3回の第2打席も空振り三振、4回の第3打席は一ゴロ、6回の第4打席は空振り三振だった。

オリオールズは8月2日以来の勝利で、19連敗から脱出。自軍が1988年に記録したア・リーグワーストの21連敗を回避した。