ブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手(22)が、レイズ戦6回に今季45号ソロ本塁打を放ち、本塁打王争いで44本のエンゼルス大谷翔平投手(27)を抜き単独トップに立った。

7-0の6回1死無走者で、左翼ポール際のフェンスぎりぎりを越える弾丸ライナー。スタットキャストによると角度は15度で、パドレスのマチャドと並び今季メジャーで最も低い弾道の本塁打だった。

MLB公式スタッツによると、22歳以下の選手がシーズン143試合までに45本塁打に到達するのは、ジョー・ディマジオ(1937年=ヤンキース)、エディー・マシューズ(1954年=ブレーブス)に続き、メジャー史上3人目。またこの1本で、父ウラジーミル・ゲレロ・シニア(エクスポズ)が6年目の2000年にマークしたキャリア最多の44本塁打を抜いた。

ゲレロは打率がリーグ2位の3割1分8厘で首位と4厘差、打点が同3位の103で首位と5に迫っており、3冠王も射程圏内となっている。