パドレスのダルビッシュ有投手(35)が、4回5安打2失点4四球(1敬遠)6奪三振の内容で今季11敗目(8勝)を喫した。

初回に2本の二塁打で1点を先制された。3回には2四球も絡み、さらに1点を追加された。

すでにチームはポストシーズン進出の可能性が消滅していることもあり、85球で交代。試合後は「ちょっと制球が乱れましたが、ピンチになっても落ち着いて、勝てるチャンスを作ろうと思っていました」と、淡々と振り返った。

元気のないパドレス打線は、9回に1点を返して完封負けを免れるのがやっと。ついに勝率5割を切り、借金生活となった。

これが今季最終登板かと思われたが、この日で今季通算199奪三振に到達した。「200奪三振まであと1個は気持ち悪いので、投げるつもりでいます」と、10月3日の最終戦で登板する可能性に含みを持たせた。