ナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦に先発するドジャースの先発右腕マックス・シャーザー(37)が、このポストシーズンでも駆使されている「オープナー」戦法を批判した。

ロサンゼルス・タイムズ紙の取材に「野球を客観的に見たとき、これって野球が求められている姿なのだろうか、レギュラーシーズンでこれを見たいと思うだろうかと問われたら、僕の答えはノーだね」と意見。「みんなが見たいのは先発投手だ。先発投手が深いイニングまで投げるのを見たがっている。それがファンにとってもベストだと思うし、かかわる選手全員にとってもベストだと思う。先発投手が先発して長く投げることが、あるべき姿だ」と主張した。

ドジャースは16日のブレーブスとの第1戦で救援右腕コリー・クネバル(29)をオープナーとして起用し、8投手の継投で接戦に持ち込んだが2-3でサヨナラ負け。地区シリーズでもオープナー戦法を駆使していた。