今季ア・リーグ最多の100勝を記録し2年連続地区優勝を果たしたレイズが、「ベースボール・アメリカ」誌が選ぶ最優秀組織賞に輝いた。同賞受賞はこの3年間で2度目、2008年以降ではメジャー最多の3度目となる。

選出は、メジャーのレベルでの成功だけでなく、マイナーリーグと育成部門の成功も考慮。米国内にあるレイズ傘下のマイナー5球団は勝率6割5分3厘をマークしており、これは1963年以降の近代マイナーリーグ史上では最高となる。5球団中4球団は所属リーグで優勝し、残り1球団もファイナルまで進出した。ファームにはトッププロスペクトが多数所属し、そのトップ中のトップであるワンダー・フランコ内野手(20)は今年6月22日にデビューし、若きスターとして球界でも大きな注目を集めている。