エンゼルス大谷翔平投手(27)をメジャー1年目から取材する斎藤庸裕通信員が執筆した特集本が、21日にあさ出版から発売された。投打で達成した史上初の偉業や、自己ベストを更新した記録的42試合を厳選したもので、タイトルは「歴史を動かした真の二刀流 大谷翔平~偉業への軌跡~」(写真、税別1300円)。全96ページ、写真と記事やデータで“今季、何が起きたのか”を振り返り、4年間の取材メモから快挙の「ナゼ」を検証した内容となっている。

大谷は今季、メジャーでは初めて投打でシーズンを完走。二刀流の元祖ベーブ・ルース以来の記録だけでなく、ルース超えや、1世紀以上も昔に達成された記録を掘り起こした。著者は今季の活躍ぶりを形に残し、後世に伝えたいとの思いから執筆を決意。ルースの孫のインタビューや、マドン監督、水原通訳、練習中に装着していた黒バンドなど、大谷の歴史的パフォーマンスを支えた“相棒”たちも取材。数年後、数十年後でも「今年、何が起きたか」を振り返ることができる永久保存版になっている。アマゾンや楽天ブックスなどの通販、全国の書店で購入できる。