米NBCスポーツは、ナ・リーグにも指名打者(DH)制が導入された場合、パイレーツでは筒香嘉智選手など、現有戦力をローテーションさせてDHに起用するだろうと予想した。

MLBでは2020年、新型コロナウイルスの影響でシーズンが短縮されたことを受けて、ナ・リーグにもDH制を導入。昨季はア・リーグのみという従来の形だったものの、選手会との新労使協定で合意に至り、ロックアウトが明けた際にはナ・リーグにも恒久的にDH制が導入される可能性が濃厚となっている。

同記事では、それが現実となった場合にナ・リーグの各チームがどのようにしてDHで選手を起用するかを予想。新たに選手を確保する必要のあるチームもあるとするなか、筒香所属のパイレーツについては「まだDHへの投資はしないだろう。(新人王投票で2位に入ったことのあるミゲル・アンドゥハー内野手のような)価格が上昇する見込みのある選手を安く買う可能性はあるが、それ以上のことは考えられない。おそらく、選手をローテーションさせる可能性が高い」とし、マイケル・チャビス内野手がDHをこなすことになると予想。

同様に、筒香もDHとして出番が回ると推測しており、同選手の出番増につながる可能性がある。