エンゼルスの試合中継リポーターとして活躍し人気のあったバリースポーツ・ウエストのホセ・モタ氏(56)が3日、退任することをインスタグラムで発表した。

「熟考を重ねた結果、新たな道を歩む時が来たとの結論が出た。今季、エンゼルスの組織とバリースポーツ・ウエストの中継チームには戻らない」と切り出し、チームやファンに感謝。「この組織に加入してからのすべての思い出は、私にとって実に大切なものとなった。2002年のワールドシリーズ制覇から、私の友人であるショウヘイ・オオタニの21年の歴史的シーズンまで、すべてが。そして特に、選手、スタッフ、ファンとの交流が思い出深い」とつづった。

モタ氏は91年に内野手としてパドレスでデビューし、メジャーで2年間プレー。02年にエンゼルスのスペイン語中継を担当し、07年から英語放送のリポーターを務めてきた。大谷の一挙手一投足を丁寧に伝える熱心なリポートぶりで、大谷ファンからも愛されていた。