パドレスが、ロックアウト解除後に広島からポスティングシステムでメジャー移籍を目指す鈴木誠也外野手(27)の獲得に動く見込みだと、10日付のサンディエゴ・ユニオントリビューン電子版が伝えた。

同紙は、MLBと選手会の労使交渉がまとまりロックアウトが明けた後、2週間か3週間の間に「ほとんどのチームが怒濤(どとう)のように補強に動くだろう」と予想。球団内部に通じる関係者からの情報を総合すると、パドレスは鈴木誠の獲得に動く見込みで、予想されている年俸も1000万から1500万ドル(約11億~16億5000万円)とパドレスの予算に合っているため、フィットすると伝えている。

ただしネックは高額年俸のベテラン一塁手エリク・ホスマー(32)の存在。もしホスマーをトレードで放出できなければ、鈴木誠を入れることが編成上難しくなると伝えている。