大リーグ機構(MLB)と選手会は、今季のルールについて暫定合意に達したと22日(日本時間23日)、AP通信などが報じた。

指名打者(DH)に投手を起用した場合は、降板後も打者として出場を継続できる。エンゼルス大谷翔平が登板時にDHを解除する必要がなくなり、昨夏のオールスター戦で起用された際と同様の「大谷ルール」といえる。

また、公式戦のベンチ入り人数が開幕から5月1日まで26人から28人に拡大する。5月2日からは26人となり、9月1日以降は再び28人となる。

延長戦では、走者を二塁に置いて攻撃を開始するタイブレークが、3年連続で採用される。

これらのルール変更は、来週にも正式に承認される見込み。