米大リーグ機構(MLB)と選手会が、延長戦で二塁にランナーを置く「タイブレーク」の採用について暫定的に合意に至ったことが分かった。情報に近い筋が22日に明らかにした。

タイブレークはコロナ禍でシーズンが短縮された2020年に導入され、昨季まで継続。10日に締結した新労使協定で廃止された。だが、MLBと選手会は「健康と安全に関する規定」について話し合いを行っており、タイブレークについても再検討されていると伝えられていた。

3年連続のタイブレーク採用の正式決定にはオーナー陣の承認が必要な状況だが、来週にも承認の運びになる見込みだという。なお、2020年と21年はレギュラーシーズンのみの適用で、ポストシーズンについては不採用。(AP)