米国でロッテ佐々木朗希投手(20)の次回登板が注目を集めている。MLB公式サイトは、3度目の先発となる24日のオリックス戦を前に「パーフェクトの延長に立ち会おう」と題した記事を掲載。試合が米国時間では深夜となることから「いつかは連続記録は終わる。しかし、睡眠時間を削ってでも、この世界的な活躍を見届けたいものだ」とした。

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登板への期待感を「今年最も圧倒的な投手が日曜日にマウンドに上がる。40歳のウェインライト(カージナルス)と復活したバムガーナー(ダイヤモンドバックス)に敬意を表しつつも、日本のセンセーション、ロウキ・ササキのことを指している」と評した。

記事ではロッテの同僚、エンニー・ロメロ投手が、現時点で佐々木朗は日本最高の投手だとする証言も掲載している。スペイン語で「素晴らしい投手だ。将来は大リーグで素晴らしい未来が待つ。彼が投げているのを見る時、とても興奮する。若いのに、既にプレッシャーなしに投げる方法を知っている」と話した。さらに、佐々木朗が既に英語を学んでいると明かした。

佐々木朗の将来については、大リーグファンにとって「いいことと悪いことがある」とした。いいことは、「来年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本の先発として活躍するササキを見ることができる。オリックスの山本由伸も有力な先発候補だ」。悪いことは「MLB球団はすぐにササキと契約するチャンスはないだろう。日本の関係者によると、2年後にメジャーに行く可能性は低い」とした。

MLB公式サイトが、日本プロ野球の試合を結果ではなく、前もって紹介するのは異例だ。注目度の高さがうかがえる。