タイガースは指名打者ミゲル・カブレラがキャリア通算505本塁打を記録し、先発タリク・スクバル投手がキャリアハイに並ぶ11三振を奪うなどの活躍でシリーズ3連勝。今季初のスイープをマークした。

タイガースは2回にカブレラの3号ソロとハロルド・カストロ三塁手の適時打で2点を先制。その後も両者が加点するなど奮闘し、順調に得点を重ねた。

この日3打数2安打、2打点、2得点のカブレラは、これで連続安打を6試合に伸ばしており、この間の打率は実に5割と絶好調。A・J・ヒンチ監督は「彼がチームに元気をくれている。ストライクのボールを打っているし、有利なカウントに持ち込んでボールを飛ばしているよ」と活躍を喜んだ。

スクバルは6回を投げて3安打無失点、2四球、キャリア最多タイの11三振で3勝目(2敗)。「三振は取れる時もあればそうじゃない時もあるから、そればかりに集中するつもりはないよ。でも2ストライクまで追い込んで相手を仕留めるのは気持ちがいい」と話し、敵将ブランドン・ハイド監督も「われわれはスクバルの投球をなかなか捉えられず苦労した」と脱帽した。(AP)