サイ・ヤング賞に3度輝いたメッツのエース右腕マックス・シャーザー(37)が19日、左脇腹を痛め6~8週間離脱する見通しだと球団が発表した。18日のカージナルス戦登板中に痛め、6回途中で自ら降板を申し出るほどの状態だった。診断によると症状の深刻さは中から上のレベルだという。降板後のシャーザーは「左側にジーンという痛みを感じ、もう無理だと感じた。痛みが出た時点で、もう1球たりとも投げることは不可能だと思った」と説明していた。

シャーザーは今季8試合に先発登板し、ナ・リーグ最多タイの5勝(1敗)、同7位の防御率2・54をマークしていた。

メッツでは、サイ・ヤング賞2度受賞のもう1人のエース右腕ジェイコブ・デグロム(33)も右肩を痛めて開幕から負傷者リスト入り。デグロム不在中にエース級の好投を続けていた右腕タイラー・メギル(26)も、右上腕二頭筋の張りで16日から負傷者リスト入りした。