エンゼルス大谷翔平投手(27)が「3番投手兼DH」で今季13度目のマウンドに立ち、5回3分の2を5安打1四球で無失点、毎回の11三振を奪う力投で7勝目(4敗)を挙げた。自身4連勝でメジャー通算20勝(9敗)に到達。通算20勝は日本人選手16人目。通算勝率は6割9分となり、同20勝以上では歴代最高勝率となる。

勝率では、これまで1位の田中将大(ヤンキース、現楽天)の6割2分9厘(78勝46敗)を上回る。ほかの勝率上位は以下。

(2)岩隈久志(マリナーズ) 6割1分8厘(63勝39敗)

(3)前田健太(現ツインズ) 5割9分(59勝41敗)

(4)斎藤隆(ドジャースなど) 5割8分3厘(21勝16敗)

(5)松坂大輔(レッドソックスなど) 5割6分6厘(56勝43敗)

また、20勝到達時の勝率で見ても、20勝9敗の大谷は田中の7割1分4厘(20勝8敗)に次ぐ歴代2位の高勝率となる。3位はダルビッシュ有(現パドレス)の6割6分7厘(20勝10敗)、4位は野茂英雄(ドジャースなど)と岩隈の6割4分5厘(20勝11敗)。